スクレイピングしたデータを表示する iPhone アプリ

iTunes Store を見ていると、ウェブサイトをスクレイピングして得たデータを加工して表示しているアプリケーションが結構な数存在する。

中には有料のアプリケーションもあるが、これらは無料のアプリケーションであっても問題となる危険性がある。

なぜなら、これらのアプリケーションは元サイトのデータの著作権を無視して、自サイトに転載しているのと大差ないと思うから。著作権的な問題の他にも広告の問題もある。わかりやすい例だと、新聞社のサイトをスクレイピングして、iPhone アプリケーションで表示する。これにより新聞社のサイトの広告表示数が減っている可能性がある。

ウェブサイトは情報の見せ方まで含めて、1つのサービスと言える。情報の見せ方を情報提供元の意図しない形で変更するのには、(明示的に許可されていない限り)情報提供元の許可が必要だと思う。そう考えると、「~ブラウザ」、「~ビューアー」的なものを安易に作るのは各サイトから怒られるだけではなく、最悪の場合、損害賠償などになる可能性もあるのではないかと思う。

不特定多数に配布する目的でそういうモノを作る場合は、各サイトと協議の上で作るか、公開されたウェブサービス・API などがある場合は利用規約を守った上で、それらを利用して作るべきだと思う。

(ちなみに Wikipedia はスクレイピング(クローリング)を禁止しているが、データを XML で提供している。)

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